ジムを退会して家トレするようになったきっかけ
昨年の緊急事態宣言でジムを退会した方はいらっしゃいませんか?
私もその一人です。
かれこれ筋トレ歴20年のおじさんですが(笑)、本当に1週間に一度も体を動かさないと体調不良になります。
2020年4月は週に1度通っていたジムにも行けず、辛かったです。
そこで思い立ったのが、「我が家にはビルトインガレージがあるじゃないか!」ということ。
車も無いのに建売戸建を買ったら、たまたまガレージ付きだったわけです。
普段は自転車置き場兼こどもの遊び場となっています。
このスペースに、筋トレに必要な最低限のアイテムを揃えればいいかな、と考えました。
私もそこそこ筋肉バカですが、いわゆるゴリマッチョでもなく、またそのレベルでトレーニングできているわけでもないので、本格的なアイテムは不要です。
ジムでは主にベンチプレス(胸)、スクワット(脚)をメインに据えつつ、背中、肩、腹筋はジムにあるマシンで鍛えるというルーティンでした。
これを家に置き換えてやるには、以下のアイテムがあれば良いでしょう。
- ベンチプレス用ベンチ(角度調整できるもの)
- ハンギングバー(いわゆるぶら下がり健康器で背筋トレ用)
- 可変式ダンベル(重さが簡単に変えられるもの)2個
本当はスクワット用にパワーラックやバーベルも欲しいところですが、バーベルは場所を取る上に、周りに子供がうろちょろすると危険(ダンベルも危ないですが)なので断念しました。
トレーニング器具選び
可変式ダンベル
まずはダンベルから選びます。
自宅に置くので、ジムにあるダンベルのように重さの違うダンベルをいくつも揃えるわけにはいきません。
そこで、重りを着脱せずに簡単に重さが変更できる可変式タイプのダンベルを選ぶことにしました。
ネット検索したところ、見た目も私的には許容範囲内だった商品がこれです。
ジムでは45kgのダンベルも持ち上げていましたが、そこまでの重量の商品はなく、私が探した限りはこの40.5kgが一番重いタイプだと思います。
早速ネットで注文したのですが、注文を入れたのが緊急事態宣言が出る直前の4月5日のこと。
ところが注文が殺到したようで納期が遅れ、実際に届いたのは4月26日でした。
早く筋トレしたくてうずうずした3週間でした!
形状が四角いブロック状になっているため、ジムでよく見る円形のダンベルとはだいぶ違います。
重さは片方で40.5kgと、今までジムで扱っていた重量より軽いのですが、形状が違うことで力の入れ方が異なるらしく、初めて家で上げようとした時はつぶれました!(危)
今では慣れましたが、初めて扱う際はご注意下さい。
重さの変え方はいたって簡単。
上の画像の通り、紐がついているピンを引っこ抜き、持ち上げたい重さが書いてあるところに差し込むだけ。
設定した重さの重りだけが持ち上がる仕組みです。
ベンチプレスをしていると、多少かちゃかちゃと音はしますが、静かに気をつけて扱えば近所迷惑にはならないレベルだと思います。
なお、ブロック型のダンベルは扱いに不安という方は、普通のダンベルに近い形状で重量を変えられる商品もあります。
こちらの商品は38kgまで重くすることが可能です。
ベンチ
続いてダンベルでベンチプレスをするためのベンチを購入します。
ベンチは使わないときに脚を折りたためるタイプにしました。
私が去年購入した商品は今は販売されていないようで、同じメーカーの似たタイプの商品がこちらです。
ベンチの脚を折りたためる構造のため、使っているとちょっとグラグラ揺れるといいますか、不安定さは少し感じます。
ですが、作りとしてはしっかりしていますので、約1年使ってますが特に問題はありません。
また、ベンチの脚の高さを変えることができるのですが、片方を高くして段差をつけることで、ちょっとしたインクラインベンチのように使うことも可能です。
但し、本物のインクラインベンチのように、おしりをつける部分がL字型に折れ曲がる構造ではないです。
あまり重すぎる重量をベンチを斜めにした状態で扱おうとすると、安定感にかけると思いますのでご注意下さい。
ハンギングバー(ぶら下がり健康器)
最後に背筋用のハンギングバーを購入します。
ハンギングバーもかなりの大きさなので、コンパクトに収納できるものを探しました。
色々と探した結果、これが見た目も機能も理想に近かったので買ってみました!
ちょっとスタイリッシュな外見で気に入っています。(笑)
このバーは留め金でパーツが取り外せるようになっていて、使わないときや台風の時などは、ささっと分解して片付けることが可能です。
上の画像はプルアップはハンギングニーレイズ等をやる時の形なのですが、ピンを抜いて赤いポールを2本抜いてしたの画像の形にすると…
ディップができる背の低い形に変身します!
筋トレ慣れしてない方は、この形でバーにぶら下がり、脚を前に投げ出して体を斜めにすることで、負荷を控えめにした背筋(プルアップ)をすることも可能です。
シンプルな作りですが、いろいろ鍛えられて便利ですよ。
ところが、残念ながらこのHAIGEの商品は品切れ中のようです。
同じようにあまりごつすぎず、スタイリッシュな見た目の商品を探したところ、こちらが見つかりました。
口コミも良さそうですし、HAIGEで出来るトレーニングはだいたい問題無く出来そうですよ。
タイルカーペットを敷きました!
トレーニング器具ではありませんが、先日、室内で使っていたタイルカーペットが不要になったので、試しにガレージに敷いてみました。
よりジムらしくなってきました!
ダンベルを置く時にコンクリートの床が傷つかないか気を遣うのですが、これなら少し安心です。
かなり重みのあるしっかりした作りのタイルカーペットなので、台風のような強風でも吹き飛ばされる心配はなさそうです。
家トレの経済効果
さて、トレーニング器具を購入したことで初期投資はかかりましたが、ジムには非常事態宣言解除後も復帰せず、家トレ一筋で頑張っています。
トレーニング器具の購入費用は下記の通りでした。
可変式ダンベル | 37,620円 |
ベンチ | 6,480円 |
ハンギングバー | 11,000円 |
合計 | 55,100円 |
一方、それまで通っていたジムの毎月の会費は8,580円でした。
2020年4月からジムには行っていませんので、2020年12月までの8ヶ月でセーブできたジム会費は8,580 x 9ヶ月=77,220円です。
今後、ジムの会費8,580円分をジムに行ったつもりで投資に回せば、年間102,960円も投資に回せることになります!
家トレのデメリット/弱点
なお、デメリットといいますか、弱点もあります。
脚トレが本気でできない問題
まず私的には脚トレが家の設備では本気でやれない、という問題があります。
私はスクワット好きなので、ジムではパワーラックとバーベルを使って脚を鍛えていました。
これが自宅では難しいため、ベンチとダンベルを使って片足スクワットをやっています。
今のところ片足スクワットで効果が出ているので良いのですが、この後負荷を増やしたくなった時にどうしようかな、というところです。
近所の視線が気になる問題
また、ビルトインガレージにシャッターがないため、筋トレしていると外から丸見えです。(笑)
時々、うんうん言って片足スクワットをしていると、お隣さんに話しかけられたり宅配便のお兄さんが来たりと、とてもスリリングです。
これに関しては、近所の方も私が筋トレしている姿なんて見たくもないでしょうから、将来的に何かしら対策を考えなくては、と思っています。
お知恵があれば是非!
ということで、家トレで筋肉もお金も増えてニッコリという記事でした!
何かの参考になれば幸いです。