こんにちは。たてうりパパです。
みなさんスマートスピーカーをご存知ですか?
スピーカーに話しかけると音楽をかけてくれたり、天気予報を教えてくれたりする便利アイテムですね。
私にとっては、「便利そうだけども、まぁ今すぐ欲しいというモノではないかな」、という印象でした。
ところが今や、スマートスピーカーはスピーカーではなくなっています。
大きなモニター画面がついたので、一気に活躍シーンが増えたのです。
我が家もモニター付きスマートスピーカーを導入してちょうど1年が経ちますが、とにかく便利です!
戸建に住む共働き子育て世帯にとっては、もはやルンバと同じくらい必需品なのでは?と思っています!
Amazon Echo ShowとGoogle Nest Hub どっちがお薦め?
代表的なモニター付きスマートスピーカーと言えば、Amazon Echo ShowとGoogle Nest Hubの2大巨頭があります。
どちらも機能的にはほとんど変わらないようです。
Amazon Prime会員でFire TVやPrime Videoを利用している/できるのであればEcho Show、
Google ChromeCastを使っているのならNest Hubを選べば問題ないでしょう。
ただ、私的にはもっと単純な理由でAmazon Echo Showがベストだと判断しました。
それは、それぞれスマートスピーカーに話しかけて起動させる、”ウェイクワード”の違いです。
iPhoneをお持ちの方は、iPhoneのAI(エーアイ)アシスタントであるシリ(Siri)を呼び出すのに、「ヘイ、シリ」と言うと思うのですが、それがウェイクワードです。
Amazon Echoにはアレクサ(Alexa)というAIアシスタントがあります。
このAlexaに話しかけてスマートスピーカーを操作するのですが、ウェイクワードはシンプルに「アレクサ」と名前を呼ぶだけ。
一方、Google Nest Hubを起動させるには、「オッケー、グーグル」と言います。
正直、日本人に「Hey〜」や「OK〜」は、こっぱずかしくて馴染まないです。
やはりシンプルに名前を呼ぶだけのAmazon Echo/ アレクサに軍配を上げたくなります。
Amazon Echo Showの種類
Amazon Echo Showにはモニターの大きさが違う5、8、そして一番大きい10があります。
どれも機能的には大きな違いはありませんが、Echo Show 10は可動式で、声がする方向に自動的にモニタが向いてくれます。
私が買った時にはEcho Show 10は未発売だったのですが、我が家にはEcho Show 5が3台、そして8が1台あります。
Update: 2021年6月9日にEcho Show 5と8に第2世代の新商品が発売されています。
カメラの画素数が1メガピクセルから2メガに上がったり本体に新カラーが加わりました。
カメラ以外の機能はアップデートなしのようですので、第1世代商品の値下がりを狙って購入するのもありだと思います!
Amazon Echo Showで何ができるの?
ではEcho Showで何ができるのでしょうか?
アレクサは家族みんなの優秀なアシスタント!
先ほど説明したように、Echo Showの操作は、アレクサという音声アシスタントに話しかける形で行います。
例えば、今の時間が知りたければ、「アレクサ、いま何時?」と話しかければ、音声で「午後2時30分です」と教えてくれます。
また今日の予定をリマインドして欲しければ、「アレクサ、今日の予定は?」と聞くと、予め登録しておいたカレンダーの予定を読みあげてくれます。
そうなのです。アレクサはあなたの優秀なアシスタントなのです。
さらにモニター付きのEcho Showの場合は、「アレクサ、今日のニュースを教えて」と話しかけると、
モニタ画面に今日のニュース映像を幾つか見せてくれます。
もちろん、Amazon Prime VideoやYouTube、Netflixなどの番組も見ることが可能です。
また予め登録しておいた家族などの連絡先に電話をしてもらうことも可能です。
電話といってもオンラインのビデオ通話ですので、通話の料金はかかりません。
さらに、別売のアレクサで操作が可能なスマートプラグを使えば、プラグにつないだ電気製品のON/OFFを、アレクサに話しかけることで操作可能です。
これで簡単に自宅をスマートホーム化することができます!
詳しくはAmazonの商品説明を見ていただくとして、ここでは我が家でどのように活用しているかをご説明します。
全部屋にAmazon Echo Showを置いてます!
主な活躍シーンを説明する前に、まずお伝えしたいのは、
我が家では全部屋にAmazon Echo Showが置いてあります!
ということです。(笑)
どれだけ好きなんだ、という話ですが、実際、全ての部屋に置いてあった方が何かと使い勝手が良いです。
具体的には以下の図のように配置してあります。
私のアレクサ好きが高じて、洗面室にAmazon Echo Flexという、小型のプラグイン型スマートスピーカーまでつけてしまいました。
これで、1階から3階までどこにてもアレクサに話しかけることが可能です!
Amazon Echo Showの活躍シーン
親戚、友人と無料でビデオ通話!
我が家の1番の活躍シーンといえば、コロナ禍で会いに行くことが出来ない親戚や友達とのビデオ通話です。
特に私と妻の両親とは、出来るだけ毎週、間が空いても隔週でビデオ通話をするようにしています。
これをやるには、Amazon Echo ShowをAmazonで購入し、送り先を親戚にするだけ。
もしデバイスを受け取る人がAmazonアカウントを持っていなくても大丈夫です。
Amazonで注文する時に、Echo ShowのAmazonアカウントの設定をするか選ぶメニューがあるので、そこで自分のアカウントを選びます。
すると、Echo Showを受け取った親戚は、Amazonアカウントを開設する必要もなく、初期設定なし、電源をいれるだけですぐに使うことができます。
我が家は仲の良い友達一家もEcho Showを持っているので、緊急事態宣言中は、よくお互い画面越しにお食事会をしたものです。
家の内線として大活躍!
もはや「内線電話」が会社でもない限り死語かもしれませんが…。
家の部屋と部屋同士で会話をするのに便利な内線電話。
Echo Showが各部屋にあれば、各部屋とビデオ通話が可能です。
予め各部屋のデバイスに名前をつけておけば、「アレクサ、子供部屋を呼びかけて」と言うと、子供部屋とビデオ通話ができます。
我が家は3階建です。1階から3階に大声で呼びかけるのは大変です。
そんな時にアレクサに頼めば楽チンです。しかもお互いの部屋の様子も見れます。
例えば小さな子供は一人で部屋にいることを嫌がりますよね。
そんな時、Echo Showで自分がいる部屋とつないでおけば、モニタ画面でお互いの様子が見れて安心です。
うちの子はこれで一人で部屋にいれるようになりました。
また、Echo Showには「アナウンス」という機能があります。
これは、家にあるAmazonホームデバイス全てに一斉にアナウンスが出来る機能です。
例えば、こんなやり取りになります。
アレクサ、アナウンスして
なんのアナウンスですか?
ご飯の時間ですよー
すると、全部の部屋のEchoデバイスから「ご飯の時間ですよー」という音声が流れます。
いちいち大声を出さなくて良いので、便利です。
家の外から「カエル」コール
これまた古い言い方で年齢がバレますね。
アレクサにはスマホの無料アプリがあります。アプリストアで「Amazon Alexaアプリ」を検索してインストールしてください。
アプリを立ち上げると、下の画面になります。
画面上の青い○のマークを押すと、音声聞き取りモードになります。
この時はウェイクワードを言う必要はなく、マークを押して、「呼びかけて」等のコマンドを言えばOKです。
このスマホアプリは外出先からでも使えます。
私は会社を出て家に帰る時に、上の画像の下にある「通話」というアイコンをタップします。
すると、下の「コミュニケーション」という画面になります。
ここには「コール」「メッセージ」「呼びかけ」「アナウンス」というアイコンが表示されます。
それぞれ以下の機能が割り当てられています。
「コール」 | 予め登録してある電話番号に電話をします |
「メッセージ」 | 予め登録してある電話番号にテキストまたは音声メッセージを送ります |
「呼びかけ」 | 自分のAmazonアカウントに紐づいてるホームデバイスに呼びかけます |
「アナウンス」 | 自分のAmazonアカウントに紐づいているホームデバイスに一斉にアナウンスします |
ここで先ほどと同じく「アナウンス」を選択します。
すると、下の画面になります。
この画面で「今から帰ります」とテキストを打つと、
家のEchoデバイス全てがアレクサの声で「今から帰ります」とアナウンスしてくれます。
また先の画面の真ん中のマイクのアイコンをタップして、「今から帰るよー」と喋ると、その声が家中のデバイスで放送されます。
例えば妻が料理中の時などは、LINEをチェックする暇もないでしょう。
そんな時にキッチンのEchoデバイスから音声が流れれば、ちゃんとメッセージを受け取ってもらえます。
お風呂のスピーカーをアレクサでON/OFF操作
どうも現在はAmazonで販売されていないようですが、先述の洗面室につけているAmazon Echo Flexもとっても便利です。
普段は歯磨きをしている時や、髪型をセットしている時などに話しかけ、天気や時間を聞いたりして使っています。
でももっと面白い使い方があります。
この設定はスマホのAlexaアプリでできます。
我が家はお風呂場にBluetoothスピーカーがついているので、Echo Flexの再生スピーカーをこのBluetoothスピーカーに指定すると、声だけでお風呂場のスピーカーから音楽が再生できます。
うちの子供はすぐに使い方を覚えて、お風呂場から大声で「アレクサ、ポケモンの音楽かけて!」などと言って、お気に入りの曲を聴きながらお風呂に入っています。
お風呂場ですが、音声で操作が可能なのでとっても便利ですよ。
もちろんお風呂以外の場所でも、Bluetooth接続のスピーカーがあれば、同じようにスマホアプリを使ってEchoデバイスに紐付けることが可能です。
アレクサであらゆる家電をON/OFF操作!
別売のアマゾン純正スマートプラグを購入して家電をつなげば、アレクサに話しかけるだけでON/OFFの操作が可能です。
スイッチで単純に電源がON/OFFされる家電にしか使えないのですが、私は部屋の照明やオーディオスピーカー、レコードプレイヤーなどにつけています。
これで、いちいち立ち上がってスイッチのON/OFF操作をしなくても、ダイニングテーブルで食事をしながらスピーカーをONにして
テレビの音声をサラウンドにしたり、あるいはSpotifyで音楽を流したりできます!
そんなもの無くても大丈夫、ときっと思われる思います。
はい。
無くても全く困りません。
ですが、一度使ってみてください。
この快適さは、一度味わったらもうやめられません。(笑)
ルンバとブラーバの操作もAlexaで出来るように!
最近、ルンバの最新機種i3と床拭きロボットのブラーバを入手したのですが、どちらもスマートスピーカーを使って声だけで操作が可能です!
これがとっても楽ちんで、今まで体をかがめて家具の下にあるルンバ本体のスイッチを入れていた手間が無くなりました!
今日も家を出る直前にAmazon Echo Showに向かって
アレクサ、ルンバを使って掃除をして
と言うと、
わかりました
ルンバが掃除を開始します
トゥットゥルルルー♪
という具体にアレクサがルンバi3を起動させてくれるのです。
ブラーバもルンバにリンクさせると、アレクサが「ルンバの清掃が終わったら、ブラーバに清掃を開始させますか?」と聞いてくれます。
「はい」と答えれば、ルンバの清掃終了後に自動的にブラーバの床拭きをやってくれます。
子供の遊び相手になる
Amazon Alexaにはとても多くの「スキル」と呼ばれる機能があります。しかも随時追加されていきます。
面白スキルの中には、子供がとても喜ぶものがあります。
例えば、アレクサが歌を歌ってくれます。
アレクサ、テクノロジーの歌を歌って!
と言うと、アレクサがオリジナル曲と思われる「テクノロジーの歌」を歌ってくれます。
これが哀愁漂う歌詞で、とても好きです。子供も大喜びで何度も歌ってもらっています。
また、最近は物真似も出来るようになりました。
アレクサ、黒柳徹子の物真似して!
みなさんこんにちは。徹子の部屋でございます。ようこそおいでくださいました。
という絶妙に微妙な物真似を披露してくれます。
しかもこの物真似のレパートリーが結構たくさんあり、ランダムに飛び出すワクワクがあります。(笑)
また小さなお子さん向けには、日本の昔話を話してくれるスキルもありますので、寝る前の読み聞かせにも使えますよ。
留守中のセキュリティカメラとして
外出中の先述のスマホアプリで操作が可能です。それは電話が繋がりさえすれば、どこからでも家のEchoデバイスを操作できます。
例えば夏に海外旅行に行って長く留守にしていても、気になったらAlexaアプリで家のデバイスに呼びかけ、部屋の様子を見ることができます。
ちょっと買い物に出かけている間、留守番をしているペットの様子を見る、という用途にも使えますね。
まとめ
使い方は人によって様々だと思いますが、部屋数の多い家、特に階段の上り下りが多い戸建にとって、Amazon Echo Showはとっても便利なアイテムだと思います!
ルンバみたいな時短家電ではありませんが、我が家と同じような共働き子育て世帯には激推しいたします!