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新築戸建にエアコンを設置 都心の狭小住宅は要注意!

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こんにちは。都内の建売狭小住宅に住むtateuri daisukeです。

さて、新築住宅の入居前に、自分で手配をしないといけないことの代表格がエアコンの設置です。

冷蔵庫やテレビを買って設置するのとは違い、エアコンの設置には大がかりな工事が伴います。

それも、建売で狭小住宅の我が家の場合は、工事の難易度がぐっと上がってしまうことも多く、難しい判断を迫られることも多々ありました。

そんな筆者の体験を元に、新築戸建(特に狭小住宅)にエアコンを設置する手順、ノウハウ、コストを解説します。

目次

エアコン選びから設置までの手順(フロー)

めでたく新居が決まり、家の引き渡し日の目処がたったあたりからエアコン設置の準備を開始します。

筆者の場合、引き渡し日の約1ヶ月前に準備を開始しました。

エアコン設置までのフローは以下の通りです。(筆者の経験から、この順番が大切だと思います!)

STEP
設置業者さんを選ぶ

まず始めにするのは、エアコン選び…ではありません!

まずエアコン設置業者さんを選ぶところから始めましょう。

庶民の買える戸建と言えば、木造住宅が殆どだと思うのですが、木造の場合は鉄筋コンクリート造りのマンションに比べると気密性に劣るため、

よりパワーのあるエアコンを選ぶ必要があります。

また、狭小住宅にありがちなリビングイン階段がある部屋は、さらに気密性が損なわれるため、その分も勘案してエアコンを選びます。

まずはエアコン設置業者さんを決め、業者さんのプロの目で各部屋に最適なエアコンのスペックを見繕って貰いましょう。

また、エアコン設置業者さんの手配は、自分でネット検索等で気に入った業者さんを探して手配するのがお薦めです。

エアコンを購入する家電量販店で手配することも可能ですが、私は以前、まんまとそれでハズレの業者さんに当たってしまい、

リフォームしたてのピッカピカの壁紙に傷をつけられたり、過度に斜めに室内機を取り付けられたりと、散々でした。

自分で直接業者さんを手配すれば、仮にハズレだったとしても諦めがつきます。

また、そうならないように、事前の打ち合わせを綿密にし、その間に業者さんの見極めもある程度出来ると思います。

筆者の場合は、新築戸建のエアコン設置を専門にやっている業者さんをネットで検索して決めました

STEP
現地調査←これ非常に重要!

続いて、設置業者さんに現地調査に来て貰います。事前に間取り図を見て貰って、だいたいの見積もりを貰うこともあると思います。

マンションの場合、エアコンの設置も想定した作りになっていることが多く、現地調査の結果、大きく見積もりが変わることは少ないと思います。

一方、戸建の場合はエアコン設置の為の壁の穴開け工事から始めるため、現地調査は必須です。

また、都心の狭小住宅は特に要注意の点として、隣家とのスペースの確認も重要です

状況によっては、想定していた場所に室内機、室外機を設置出来ないような事態も出てきます。

現地調査を経てより精度の高い見積もりを出して貰いつつ、先述の通り、業者さんに各部屋に最適なエアコンのスペックを教えて貰いましょう

STEP
エアコンの調達

STEP 2で見繕って貰ったエアコンのスペックを参考に、いよいよエアコン選びを開始します。

エアコンの選び方は業者さんお薦めの製品があるかも知れませんし、スペックさえ業者さんのお薦めと合致していれば、

自分の好みで選んでも問題ないでしょう。

購入先も家電量販店、ネット通販、または設置業者さん経由で買うことも可能です。

一番安く仕入れられるところで手配するのが良いでしょう

実際私は業者さん経由で2機、ネット通販で2機を別々に購入しました。

業者さん経由で購入すると、エアコンの搬入までを業者さんがやってくれるため、安心感があります。

エアコンというと室内機ばかりを思い描きますが、実際には室外機が大きいので搬入はなかなかの作業です。

設置工事までの保管場所も難しいです。

ネット通販は最安値の所を探し易いというメリットがありますが、

エアコンの納品でトラブルがあった時に、自力で通販店や宅配業者とやりとりしなくてはならないというデメリットがあります

筆者が頼んだ設置業者さんは、ネット通販で購入するエアコンも、一度業者さん宛に納品すれば、工事まで保管しておいてくれ、工事当日の搬入も無償でやってくれました。

とてもありがたいです。

さらに、通販で買ったエアコンの室外機に傷がついた状態で業者さんに納品され、それを写真付きですぐに報告してくれました。

お陰ですぐに宅配業者と通販店に証拠付きで連絡が取れ、代替品を工事日までに入手することが出来ました。

STEP
工事日の設定

エアコンの納品日の目処がついたところで、工事日を決めます。

工事をお願いする時期や、エアコンの設置台数等にもよりますが、3階建て狭小住宅で4機設置した筆者の家では2日かかりました。

工事日は、家の引き渡し日から入居日の間に設定しますが、もしその前に大型家具の搬入がある場合(例えば新しく冷蔵庫やソファーなど、2階への釣り上げ作業が必要な場合)は、

その作業日の前に設定した方が良いと思います。

筆者の場合はホームセキュリティを導入するための器具の工事があったのですが、それはエアコン設置工事の後にやっていただきました。

STEP
工事の立ち会い

工事の当日ですが、最初に家の鍵を開けてあげ、室内機と室外機のチェックをする以外にやることは殆どありません。

筆者は鍵を開けた後、仕事があったので夕方の施錠まで任せっぱなしでした。

STEP
引き渡し

工事完了後、全室の空調の動作チェックをし、書類にサインをすれば引き渡しも完了です。

家の鍵を預けている場合は、返却して貰うことを忘れずに!(笑)

室内機、室外機の設置場所

STEP 1で設置業者さんを決めたら、いよいよ日取りを決めて現地調査に来て貰います。

建売住宅の場合、契約後に不動産会社から渡される資料の中に家の設計図面が入っていると思います。

筆者宅の場合は、その図面にエアコン室内機と室外機の想定設置場所が書いてありました。

その想定場所が本当に妥当かどうか、エアコン設置業者のプロの目によってチェックして貰うのです。

都心部の狭小住宅の場合は特に、図面の想定通りにいかないことが多々ありますので、要注意です。

我が家の新居は3階建のよくある狭小住宅です。エアコンを設置する予定の部屋は全部で4つ。

ここではそれぞれ、1階の洋室A、2階のLDK、3階の洋室BとCと呼びましょう。

まずは中でも一番使用頻度が高いと思われる2階LDKを見てみます。

下の画像の右が2階LDKの設計図面です。○で囲ってある箇所が室内機を設置する想定の場所です。

また画像左の○はLDKエアコンの室外機の設置想定場所です。これは1階まで配管をおろし、家の外に置く設定になっています。

まずは室外機の場所を見てみます。

図面の想定場所をチェックしてみると、下の画像の通り隣家とのスペースが殆どありません。

しかも、隣家のエアコン室外機が2機も設置されていました。

ちょうどLDKの室外機の設置が想定されていた場所が、隣家の室外機の真正面になってしまいます。

これではお互いの室外機が干渉しあってしまい良くありません。お隣さんとの揉め事の要因となってしまう可能性すらあります。

設置業者さんのお薦めは、配管をぐっと家の奥まで伸ばし、お隣の室外機2機のさらに奥に我が家の室外機を置くというものでした。

末長くお付き合いするお隣と揉める要因は、予め排除すべきです。設置業者さんのお薦めに従うことにしました。

一方、室内機の設置場所はどうでしょうか。

下の図面の○が室内機設置想定場所です。

通常は、室内機を取り付ける壁に穴をあけ、そこから配管を外に出し、最短距離で室外機まで配管を伸ばします。

ところが、先述の通り、このエアコンの室外機は家の裏側奥に設置しなくてはいけません。

室内機を設置する壁から配管を伸ばすと、家の角に沿って配管を曲げて家の裏側へと通すのですが、

上の画像右のように雨水管が設置されてしまっているため、それが不可能です。

これは図面ではわからない問題でした。やはり下見は重要ですね。

設置業者さんのお薦めは、見た目は多少気になりますが、室内機から横の壁に配管を伸ばし、そこに穴をあけて外に配管を遠そうというものです。

結局、下の画像のようにお薦め通り設置することにしました。

続いて3階のエアコン設置場所を見てみます。

下の図面が3階の間取り図と、エアコン室内機と室外機の設置想定場所です。

どちらも比較的シンプルで、設置想定場所自体には問題無さそうです。

洋室Bは室内機を設置する壁に穴をあけ、ベランダに配管を通します。室外機はこのベランダに設置します。

一方、洋室Cの場合、やはり室内機を設置する壁に穴を開け、そこから外へと配管を通します。

室外機は家の裏側にあたる真下の地上に設置します。そうなると、配管を3階から地上へと引かなくてはいけません。

家の裏側は隣家とのスペースが殆どなく、脚立を置く足場も確保出来ない状況です。

従い、隣家の敷地内に脚立を置かせてもらう必要があります。(後日、お隣さんにお願いして快諾して頂きました。)

最後に1階の洋室Aの環境を見てみます。

下の図面通り、想定された室内機と室外機の設置場所で全く問題ありません。ここも基本工事のみで安く済みそうです。

エアコン選び

エアコンのスペックの決定

続いて業者さんに部屋の状況を見てもらい、各部屋に最適なエアコンのスペックを出してもらいます。

その前に、エアコン設置業者さんからエアコン選びの最重要ポイントとして、

部屋の大きさよりも一回り大きめな容量のエアコンを選びましょう

という大原則を教えてもらいました。

その理由は以下の通りです。

部屋よりも一回り大きい容量のエアコンを選びましょう
  • 木造の戸建住宅は、コンクリート造りのマンションに比べると気密性に劣り、より容量の大きいエアコンを設置した方が効率が良いです。最近の木造住宅も気密性は格段に向上しているものの、やはりマンションと比べると、筆者の実感としても冬は寒いです。
  • エアコンは強運転」をしている時に最も消費電力が大きくなりますこの時にはコンプレッサーに最大限の負担がかかっています。「強運転」となるのは、エアコンのスイッチを入れて風が出てきてから、室温が設定温度に到達するまでの間です。この「強運転」の時間が短いほど消費電力が少なくすむ=電気代が少なくすみます。従い、部屋の畳数よりも大きい容量のエアコンをつけることで、設定温度に早く到達することができ、節電効果が期待できます
  • 同じ理由で、「強運転」の時間が短縮できれば、コンプレッサーにかかる負担も軽減できますエアコンの寿命も長持ちさせられます。
  • 寝室につけるエアコンの場合も、一回り大きい容量のエアコンをつけることで、保温運転が微風となるため、冷房時の風が抑えられて睡眠に快適な環境になります。

もう一度部屋の間取り図を見てみます。

1階の洋室Aは特別気にするべき箇所はない、とのことで、部屋の大きさ通りのスペックで良さそうです。

業者さんお薦めのスペックは、5.7畳の部屋に対し、6畳用の2.2KWのエアコンでした。

続いて2階のLDKです。この部屋はキッチンがあり火を使って調理をしたり、換気扇を強く回したりして室温が安定しないところです。

加えて部屋の真ん中にリビングイン階段があります。下に降りる階段と上に上がる階段と2つついています。

階段と部屋を遮るものがありませんので、保温のロスが階段1つにつき3畳あると想定するのが良いそうです。

この部屋は階段が2つあるので、6畳分のロスがあると考えます。

となりますと、実際は18.4畳の部屋ですが、エアコンを選ぶ時には18+6=24畳ほどの大きさがあると想定します。

18.4畳LDKの業者さんのお薦めのスペックは、最低でも23畳用7.1KWのエアコンが必要とのことでした。

3階の部屋に移ります。

3階の部屋は洋室BもCも6畳の部屋ですが、洋室Bは勾配天井になっていて、天井がとても高い箇所があります。

従い、部屋の容積は6畳の部屋よりも大きいです。

また、洋室Cは東南と南西側に窓を大きくとっているため、家の中で最も日当たりが良い部屋になっています。

以上のことから部屋の大きさよりもパワーのあるエアコンが必要となります。

また、3階は上記要素がなくても、そもそも家の熱がこもりがちな場所で、真夏は物凄い暑さになるものだそうです。

入居後に体感しました。本当です!

従い、やはりよりパワーのあるエアコンにしましょう、ということで、洋室BとCともに6畳の部屋に8畳用2.5KWのエアコンを導入することに決めました

スペックが決まったところで、いよいよ設置業者さんのアドバイスを元にエアコンを選んでいきます。

エアコン選び

前に住んでいたマンションで使っていたエアコンは、LDKが東芝の白くまくんで、寝室がダイキンでした。

白くまくんは6年前に買ったものですが、掃除を自動的にやってくれるタイプを使っていました。

このお掃除機能がくせもので、どうやら室内機の中を凍らせ、ホコリなどの汚れを一気に洗い流すという仕組みでした。

これが原因なのかどうかは正直わかりませんが、何度かエアコンの下の床がびしょ濡れだったことがありました。

いずれも留守中のことだったので、エアコンは止まっており、おそらく自動清掃運転をしていたのだと推測しています。

この時にたまった水がボタボタと床に落ちてきたのだと思います。

実際、白くまくんの口コミを調べると、同じように水が出ることを指摘する声が幾つかありました

また「 AIこれっきりボタン」なるものがあり、内蔵カメラが人がいることを察知して快適な温度になるようベストな運転をすることが出来ます。

…という触れ込みでした。

ですが、正直、夏は常に暑く、冬は逆に寒い温度になってしまい、全く使っていませんでした。

また寝室のダイキンは、ごくごくスタンダードな機能しかないものを使っていました。

使うシーンとしては、真夏の寝苦しい夜に除湿か冷房運転を弱くかけるのですが、

設定温度「28度」にすると暑く、「27度」にすると寒い

というなんとも絶妙に寝苦しい温度にしかならず、ダイキンというブランドに若干がっかりしました。

ということで、そもそもこの2つのメーカーの導入は考えていませんでした。

一方、エアコン設置業者さんに薦められたのは、三菱電機のエアコン霧ヶ峰でした。

空調機能、スリムな室外機(狭小住宅にぴったり)、そしてお値段も業者さんから買えば安くなる、ということでしたので、

迷いなくお薦め通りにすることにしました。

まずは1階の洋室Aのエアコン選びです。一番小さい部屋です。

ここのお薦めスペックは6畳用、2.2KWでしたので、選んだのはこちらです。

三菱電機霧ヶ峰Sシリーズ MSZ-S2219-W

筆者が買ったのは2019ですが、今は新しいものが出ていますので2021のリンクを貼っておきます。

価格、スペック、ルックをご参照ください。

機能としてはごく基本的なものしかありませんが、ムーブアイカメラがついており、人がいるエリアを察知して効率よく運転してくれます。

続いて一番大きなLDK用のエアコンです。お薦めの容量は23畳、7.1KWでした。

選んだのは三菱電機霧ヶ峰Zシリーズ MSZ-ZXV7119S-Wでした。

こちらも下のリンクは同機種最新版の7121です。

一番滞在時間が長い部屋につけるので、機能としては最高スペックのものをと思い選びました。

洋室AのSシリーズにもありますが、ムーブアイカメラによって、人のいるエリアを見つけて最適な運転をします。

中でも「ハイブリッド運転」モードがあり、

設定温度に「体感温度」が近づくように最適な運転を自動でしてくれます

例えば、設定温度が25度で、室温が27度だった場合、室温が25.5度くらいになるまで冷房運転しますが、

そこからは人がいるエリアを察知し、人に向けて涼しい風を当てることで、

体感温度が25度になるように省エネ運転する、というイメージです。

この機能が優秀で、前に使っていた白くまくんの「AIこれっきり」モードと比べても、よりドンピシャな体感温度に保ってくれている印象です。

最後に3階の洋室BとCのエアコン選びです。共に実際の部屋の広さは6畳程ですが、推奨されたエアコン容量は8畳用2.5KWでした。選んだのは

三菱電機霧ヶ峰 AXVシリーズ MSZ-AXV2519

例によってこちらも2021年度版の製品のリンクを貼ります。

基本的な機能はリビングのZシリーズの簡易版という印象です。やはりムーブアイカメラを活かした節電モードの運転が秀逸です。

また、寝室で1年間通して使ってみましたが、特に夏の間の寝苦しい夜に大活躍でした。

前に持っていたダイキンのエアコンは暑すぎるか寒すぎるかの二択だったのですが、本機はちょうど良い温度に保ってくれます。満足しています。

見積もり

さて、エアコンも選び終わり、設置場所の確認も終わりましたので、いよいよ工事費の見積もりをもらいます。

まず、今回お願いした設置業者さんの基本工事費は、エアコン1台につき28,000円でした。

(但し、エアコンの容量が大きいと30,000円になります。)

この基本設置料金には、

壁の穴あけ、配管(4m)、配管カバー(2m)、耐候性ドレンホース、電気配線、貫通スリーブ、貫通部コーキング、開口部パテ処理、水漏れ/ガス漏れ確認、ビスのコーキング、虫除け処理、プラロック、真空引き、防振ゴム

といった処理/作業工程が含まれているそうです。

これに、我が家は3階建の狭小住宅ですので、高所作業費や、配管カバー、配管の延長料金等の追加料金が発生します。

特に2階LDKの室外機までの配管はとっても長くなりますし、

3階洋室Cの室外機も、地上から3階までの距離があるので、やはり配管が長くなります。

また、ベランダに室外機を設置する3階洋室Bについても、

ベランダの排水溝に室内機と室外機から出る水を誘導する塩ビ菅を設置する作業をお薦めされたため、

その追加料金がかかります。

ということで、しめて328,500円(税抜き)というお見積もりでした。

想定よりかなり高くついてしまいましたが、新築の家です。

高くても丁寧に設置して欲しいのでお受けしました。

見積もりの明細は以下の通りです。

1階洋室A地上置き基本工事代28,000円
2階LDK1階地上置き基本工事代30,000円
室内カバー一式11,000円
配管延長7m x 4,000円28,000円
配管カバー延長8m x 4,000円32,000円
カバー曲部品3個 x 3,500円10,500円
高所・狭所横引き作業費10,000円
断熱ドレン工事8,000円
3階洋室Bベランダ置き基本工事代28,000円
配管カバー延長1m3,500円
カバー曲がり部品1個3,000円
排水ドレン塩ビ菅工事6,000円
機材昇降料3,000円
3階洋室C1F地上置き基本工事代28,000円
配管延長4m x 3,500円14,000円
配管カバー延長5m x 3,500円17,500円
カバー曲がり部品1個3,000円
高所・狭所作業費15,000円
断熱ドレン工事8,000円
発泡ウレタン気密・防雨処理 8,000円 x 4台32,000円
出張費10,000円
合計328,500円(税抜き)

エアコン設置完了!

そんなこんなで、想定よりも高くついてしまいましたが、高いだけあって工事はとっても丁寧でした!

まずは1階の洋室Aの様子です。

一番シンプルな工事なので、特筆すべき箇所はありませんが、

室外機がとても小型で、我が家のような狭小住宅にはとってもありがたいです。

狭い隣家とのスペースにぴったり収まりました!

続いて2階のLDKです。

ここは何かと苦労がありました。

室内機の横から穴をあけて外壁に通した配管が、少々美観を損ねます…。

ですが、見慣れてしまえばこんなもんか、という印象です。

ここのエアコンは容量が大きいので、室外機もびっくりするほど大きいです。

お隣の室外機と対面しないように設置して良かったと思っています。威圧感が凄すぎて…。

3階のベランダがある洋室Bの様子です。

室内機の設置は通常工事ですので特筆事項はありません。

室外機はベランダに設置したため、下の写真の通り、塩ビ菅を美しく設置していただき、

室内機と室外機の水がベランダの排水溝に集められるようになっています。

最後に同じく3階の洋室Cです。

この部屋の難儀だった点は、3階から地上へ高く伸ばす必要があった配管です。

下の写真の通りで作業はとても危険だったはず。追加料金も納得の工事でした。

事故なく、無事に工事が完了し、感謝です。

というわけで、建売狭小住宅にエアコンを設置するのは、想像以上に大変で高くつく作業でしたが、

お金と時間をかけただけあって、結果には入居から1年以上がたった今でも大満足です。

まとめ:建売狭小住宅のエアコン設置 チェックポイント

最後に、私の経験も踏まえ、建売狭小住宅にエアコンを設置する際に気を付けるべきポイントをまとめます。

狭小住宅のエアコン設置 チェックポイント!
  • 壁の穴開け工事が必須!新築にエアコンを設置する場合、壁に穴をあける作業が必須。その際、壁の中にある筋合いに誤って穴をあけないよう注意が必要
  • 隣家とのスペースをチェック!狭小住宅の場合、隣家とのスペースが狭く、室外機の置き場所が難しい隣家の室外機と向き合ってしまい、お互い干渉してしまうことも。また足場を組むスペースの確保が難しい
  • 3階建の家は要注意!3階建の場合、高所作業の追加料金がかかる
  • 建物の構造をチェック!コンクリート造のマンションと違い、木造戸建はよりパワフルなエアコンを選ぶ必要がある

家の購入は人生でそう何度も経験しない一大イベント。お金もたくさんかかりますので、私の体験が少しでも参考になれば幸いです。

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この記事を書いた人

都内在住共働き世帯の父。趣味は家事、筋トレ、海外旅行。マイホーム住み替えの体験談から派生した「おうちごと」ブログやってます。

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