グルニエ(小屋裏収納)とは?
戸建の割に収納が少ない狭小住宅に住んでいますが、3階の小屋裏にちょっとした収納スペースがあります。
不動産界隈では、このスペースを「グルニエ」とこじゃれた風に呼んでいるそうです。
上の我が家の画像の通り、ロフトのようなスペースですが、ロフトとの違いは梯子が取り外し可能か固定式かの違いだそうです。
グルニエは、取り外しが可能な梯子で昇降する小屋裏の収納スペースのことです。
鉛筆型の3階建て狭小戸建ではよく見るスペースで、建築制限ぎりぎりまで住居スペースと収納スペースを確保しようとする上で有効な選択肢となります。
それでは実際に生活で使う上で、グルニエは便利なのでしょうか?
グルニエのメリットとデメリット
グルニエのメリットとデメリットを考えてみます。
メリットはなんと言っても、
と言うことにつきます。
グルニエがあることで、クローゼットや棚には日々の生活で頻繁に出し入れする物や洋服を入れ、滅多に使わない物はグルニエに置くというスペースの使い分けが可能になります。
例えばクリスマスツリーや扇風機など、1年中使うわけではなく、しかも収納スペースを食う物があります。
これらをクローゼットに置いてしまえば、その分、洋服など頻繁に出し入れしたい物を置くスペースが無くなってしまいます。
グルニエに置いてしまえば、日々の生活で悪目立ちすることもなく、とても快適です。
一方、その裏返しでデメリットもあります。
グルニエに上り下りするには梯子を使わなくてはいけません。
まして老後はほぼ出し入れ不可能となることが予想されます。
高温に弱い物は置けないスペースとなっています。
グルニエにはどんな物を置くのが良い?
それではグルニエにはどんな物を置くのが良いのでしょうか?
我が家の例はこんな感じです。
扇風機や加湿機などの季節家電、クリスマスツリーや正月等の季節の飾り物、夏場は冬用の布団、冬場は夏用の布団などを収納しています。
正直、大きさのある布団の出し入れは梯子では手強いです!
実は、今の新居に引っ越して3年が経ちますが、つい最近まで引越当時に上記の物を適当にグルニエに積み上げたままで、全く整理整頓していませんでした…。
その結果、このようにカオス状態となって足の踏み入れる場もありませんでした!
これではどこに何があるのか全く分かりませんので、ついに整理整頓することに決めした!
収納グッズを活用してグルニエを有効活用!
グルニエの収納力を改善するために、市販のもので活用出来る収納グッズがないか探しました。
色々あるようですが、普段目に付くスペースではないので、ある程度の強度があれば見た目は気にせず安いものが無いか探したところ、こちらの商品が見つかりました!
1箱に2個入りで2,980円(*2023年1月6日現在)なので、それほど高くもありません。(私が購入した時は2,531円でした。)
早速2箱注文して設置してみます!
平たい箱に折りたたまれた状態で梱包されて届きますが、組み立てはいたって簡単です。
工具も不要でものの1~2分で組み立て可能です。
ぱっと見が安っぽくて強度が心配でしたが、組み立ててみるとグラグラせずしっかりしています。
早速組み立てたラック4つをグルニエに設置してみました!
まだ物を殆ど収納していないのでとってもスッキリ綺麗に設置できました!
ラックを入れる前は足の踏み場もないカオス状態となってしまった反省で、今回は画像の手前側のスペースには物を置かず、人が通れるようにしてみます。
さて、いよいよ布団などの大きい物を収納します。
本当は見た目もオシャレな無印の収納袋や収納BOXで揃えたいところですが、取り急ぎ引越時に使ったものを継続活用し、こんな感じに整理整頓してみました。
布団は引越の布団袋に入れています。小物類は収納BOXに入れて格納しています。
地震で下に落ちてきては危ないので、重い物はラックの下段に、軽い物は上段に置いています。
また布団袋やBOXには何が入っているのかガムテープに油性ペンで書いて貼っておきました。
袋や収納BOXが不揃いでオシャレとはほど遠いですが、とりあえず整理できましたし、下から見上げれば殆ど目立たず気になりません!
引越して丸3年以上が経過し、ごちゃごちゃになっていたグルニエが整理整頓できてスッキリしました!
もし新居を検討中の方でグルニエって便利なのだろうか?と思っていらっしゃる方、是非参考にして見て下さい。