戸建ならではの諸問題:「境界」「私道」「電柱」と「ゴミ集積所」

マンションから戸建に住み替えて、我が家の場合は基本的には良かったことだらけです。

但し、少々悩ましい戸建ならではのネガティブな問題があることも事実です。

マイホームの購入を検討されている方は、そうした戸建のネガティブな問題も認識した上で検討されるといいですね。

目次

境界問題

戸建を購入すると、建物はもちろんのこと、家が建っている土地もあなたのものになります。

マンションの場合、自分の居住スペースが他人に侵されることは殆ど無いと思いますが、戸建の場合はそうはいきません。

特に都心の戸建にありがちな、狭い土地に新旧の家が乱立しているようなエリアは、お隣の家の軒が敷地内に侵入していたり、あるいはお隣の植木が敷地内に入ってきていたり、ということが珍しくありません

我が家も家の契約時に敷地の境界について説明を受けると共に、隣家の越境について写真入りの書面にて現況を了承する必要がありました

まずよくある隣家の植林が越境してくる問題については「あまり気にしないこと」、これにつきます。

上の画像は冬の画像ですので、春や夏になると、葉っぱがぐっと我が家の敷地内に大きく伸びてきますが、強い雨が降った翌日には葉っぱが落ちてスッキリしていることもあるので、基本は放置です。

よっぽど枝が伸びてきたら、その時はお隣に裁断をお願いしようかなと思いますが、今のところはその必要はなさそうです。

一方、やや気になる越境問題が一つあります。

上の写真のお隣のエアコン室外機の設置場所です。

お隣と我が家の境界線は、画像のブロック塀の中心を走っています。

つまりブロック塀はお隣と共有していることになっています。

そしてご覧の通り、お隣の室外機はこのブロック塀の上にかかっており、境界線もバッチリ踏み越えています

ただ、写真を見れば分かるように、お隣の家とブロック塀の間には殆どスペースがなく、どこに設置してもどうしても境界線からはみ出してしまいます。

これはお隣が家を建て替えるときに気をつけて頂く以外に致し方ない、ということで、やはり気にしないようにしています

得てして境界線を巡るいざこざは、家の建て替えや住人の代替わりなどのタイミングで起きるようですので、日常的に困るような問題ではないでしょう。

但し、どういう問題があるのかはきちんと認識しておき、然るべきタイミングできちんと対応出来る心構えだけはしておこうと思います。

私道問題

私道に接する家を購入する時は要注意です。

家に接する私道が誰の持ち物であるか、私道の通行を許諾されているかどうかを確認する必要があります。

私の知人のケースでは、家に接する道が私道のみで、しかもその私道は他のお宅の所有地だそうです。

ですが、書面でその私道を通行しても良いと確認してあるのでその家を購入したとのことです。

また私道を複数の所有者が共同で所有しているケースもあります。

我が家の近所の私道もそのケースです。

普段は特段問題になることはないかもしれませんが、例えば私道に地震等で亀裂が生じ修理が必要になった場合等、複数の所有者全員の合意の元で補修をしなくてはいけないため、面倒が生じます。

また、道路法で敷地をセットバックしたために、セットバック部分を私道としている家も多いと思います。

我が家もそのパターンです。

我が家の場合、セットバックした私道部分をお隣と共有していることになっています。

共有しているのは我が家の前の私道だけでなく、お隣のセットバックした私道部分も共有しています。

恐らくお隣と我が家の土地はもともと一つで、何十年も前に2つに分割し、セットバックした部分のみ共有のままで残ったのだと推測します。

このようなケースの場合、家に入るのに必ずこの私道部分を踏まないといけないのですが、我が家もお隣の周囲の私道を共有していますので、日々の生活に支障が出ることはまず考えられません。

ただ、この私道に補修の必要が生じた場合、補修費用の分担等でお隣と足並みが揃わないリスクはあることになります。

やはりお隣とは普段から親しくし、支え合っておくべきですね。

電柱問題

上のセットバック私道の図をご覧頂くと、私道内に電柱が3本立っていることにお気づきでしょうか。

今まであまり意識したことがなかったのですが、先日、電力会社からこの電柱について連絡があり、改めて電柱が私道の内側に設置されていることを認識しました。

電柱が家の前にあると目障りですし、車の出し入れ等で邪魔になったりします。

一方、電柱がないことには電気が引き込めませんので、電柱そのものは必ず近くになくてはなりません。

我が家も玄関の目の前に電柱があり、家の購入の際は真剣に買うのをやめようか悩んだポイントの一つでもありましたが、色々と他の物件も見て回った結果、都心の狭小住宅ではもはや電柱はつきものと諦めて受けれました。

さて、その電柱ですがちょっとだけ良いこともあります。

電柱が敷地内に設置されている場合、敷地の使用料として電柱1本につき1,500円が電力会社より毎年支払われます

たいした金額ではないですが…、何もないよりはましですね。

我が家の場合はお隣と共有している私道に設置されていますので、さらに1,500円の半額しか支払われないことになります。(但し電柱は3本ありますが!)

因みに我が家の地域では、敷地使用料は3年ごとに3年分が支払われます。

もしあなたが敷地内に電柱がある新居に引っ越した場合、然るべきタイミングで電力会社から連絡があり、敷地の所有権を持った日から日割り計算で使用料が支払われることになります。

ゴミ集積所問題

電柱といえば、電柱を目印に近隣のゴミ捨て場に指定されていることも多いと思います。

我が家の場合も、玄関前の電柱の足下がお隣と共同のゴミ集積所に指定されています。

今でこそ「玄関を開けてすぐなんて、ゴミ出しが楽で最高!」と思えていますが、家の購入当時は「家の目の前が共用ゴミ捨て場なんてイヤだ!」と拒否反応しかありませんでした。

よくよく調べて貰ったところ、共用とは言ってもお隣と我が家の2軒しか使わないということだったので、それならと受け入れたのでした。

先日、そのお隣に話を伺ったところ、数年前まではお隣の家の角の電柱がこの辺り20数軒の共用ゴミ捨て場となっていたそうで、ゴミ捨ての日はゴミの山であふれていたそう…。

ゴミ捨ては日常的に揉める要因になり得る切実な問題ですので、戸建を購入の際は必ず

  • ゴミ集積所はどこにあるのか?
  • その集積所は誰と共有しているのか?

を確認するようにしましょう。

なお、そうしてもゴミ集積所を変更したい時は、お住まいの地区の清掃事務所に相談が必要です。

その際に、その集積所が他の住民と共用の場合、他の住民の合意を取り付ける必要があります。

まとめ

戸建暮らしは、お隣との人間関係が非常に重要です。

「境界」「私道」「電柱」「ゴミ集積所」等の問題は全てお隣と協調して解決しないといけないことが殆どです。

普段からお隣とはきちんと接し、たとえ親しくさせて頂いていても「親しき仲にも礼儀あり」ですので、節度あるお付き合いで末永く平和に暮らしたいものです。

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この記事を書いた人

都内在住共働き世帯の父。趣味は家事、筋トレ、海外旅行。マイホーム住み替えの体験談から派生した「おうちごと」ブログやってます。

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