新築戸建の壁紙に亀裂が?!これって大丈夫?
多額のローンを組んで手に入れた新築のマイホーム!
ところが住み始めて間もなく、家中の壁紙に、このような亀裂ができていることに気づきました。
実は我が家の新居は建売で、それも完成後数ヶ月売れ残っていた物件でした。
そのため、購入を決めた時点で既に何箇所かこのような裂け目がありました。
引き渡し前に全て直してもらったのですが、住み始めて数ヶ月であちこちにまた新しい裂け目ができてしまい、そもそもこの家は大丈夫だろうか、と心配になったものです。
我が家を設計した設計士さんに伺ったところ、
木造住宅は完成後1〜2年間は温度や湿度の変化によって木材が収縮を繰り返すため、壁紙 (クロス)の端っこのコーキング部分に亀裂ができる
のだそうです。
引渡し時に建設会社さんによる手直しはあったものの、クロスの継ぎ目の亀裂はまたすぐにできてしまうので、今後は2年後のアフターケアのタイミングでまとめて直すのが良いです、と言われてしまいました。
注文住宅だと1年目でもケアがあるようですが、建売だと「売っ払ったら終わり」感がどうしても…。
致し方ないですね。
家の保全に問題はないとは言うものの、やはり壁の亀裂は気になるので自分で直すことにしました!
壁紙(クロス)の亀裂の修理
それでは早速修理してみましょう!
なお、今回直すのは壁紙の継ぎ目のコーキング剤が入っている部分の亀裂です。
継ぎ目ではない箇所に入った壁紙の亀裂は、木の収縮が原因ではない可能性があり、プロにチェックして貰った方が良いかも知れません。
修理方法は実はとても簡単です。
壁の色にあったコーキング剤を購入し、亀裂を埋めてしまいましょう!
私が買ったのはこちら。
ホワイトよりもライトアイボリーの方が我が家のクロスには馴染みます。
壁の裂け目にチューブの先を当てて、少しずつコーキング剤を出しながら裂け目に沿っていくだけです。
この時、コーキング剤のダマができたり、隙間からはみ出したりしても問題ありません。
続いてティッシュで壁紙の隙間を優しく拭いていきます。
「拭き取る」というよりは、「優しく抑える」という感覚でティッシュを動かすとうまくいくと思います。
コーキング剤のダマはこれで綺麗になくなりますよ。
この時、隙間からはみ出したコーキング剤も拭き取ります。
すると、
もうどこに裂け目があったかわからないくらい綺麗になりますよ。
もし指にコーキング剤がついても大丈夫。
水で洗ったり、濡らしたタオルで吹けば綺麗に取れます。
裂け目が小さいので画像ではわかりづらいですが、とても綺麗に直りました!
システムキッチンのコーキング剤の亀裂
このような亀裂が走るのは壁紙だけではありません。
先日、キッチンのカウンター部分のコーキング剤も破れている箇所があることに気づきました。
最初は黒カビかな、と思ったのですが、良く見ると穴が空いていました。
近づいて細かく見ると、この部分のコーキング剤の処理はかなり雑ですね。
コーキング剤が溜まって波打っている箇所がいくつかありました。
それはともかく、この黒い穴は汚れているようにも見えてしまうので、さっさと埋めてしまいましょう!
やり方は壁紙の時と一緒です。
今回の裂け目は穴が小さいので、上の画像のように綿棒にコーキング剤をつけて塗っていきます。
続いて、ダマやはみ出した箇所をティッシュで優しく拭いてしまいます。
この通りすっかり目立たなくなりました!
まとめ
- 戸建の壁紙の継ぎ目は、新築から1〜2年は裂け目が良くできるのは良くあること
- コーキング剤の亀裂は、見つけたら自分でささっと補修!日々のメンテナンスが大切です
- コーキング剤は買っておいて損なし!ツールボックスに常備しましょう
以上、皆さんの参考になれば幸いです!