こんにちは。tateuri daisukeです。
共働き世帯の皆さんは、家計管理を誰がどのようにされていますか?
我が家の場合は、家計簿の管理自体は筆者がやっています。
家計を管理するにあたり、我が家の場合は「相手の財布に手を突っ込みすぎず、大らかに家計管理をする」という精神でやっています。
結婚して生計を共にするとはいえ、完全にお財布を一緒にするのは抵抗感がありました。
例えば、自分が欲しい洋服を自分へのご褒美で買う際も、相手の許可を取らないといけないなんて嫌です。
かといって月々のお小遣いを決めて、その範囲で使う、ということもなんだか面倒ですし、息苦しいです。
我が家の場合は、自分が稼いだお金は自分で管理したい、という思いが強いのだと思います。
一方、家計関係のネット記事を見ていると、共働き世帯で貯金が増えない典型的な例として、我が家のように財布が夫婦別々の家があげられています。
我が家のゆるーい家計管理法
完全に夫婦別々の財布で、行き当たりばったりの家計管理をしていては、貯まるものも貯まらず、将来が不安です。
そこで、筆者宅では、これまでの支出実績をベースに、毎月の家計予算を決めました。
そして、夫婦それぞれの年収の割合に応じて共同口座に毎月定額を入れ、そこから家計関連の支払いをすることにしました。
家計関連の支払いは、
- 共同口座から直接引き落とされるもの
- 妻が立替えるもの
- 筆者が立替えるもの
の3つに分類されます。
上記2.と3.については、月末に各々が立替えた額を、共同口座から精算します。
立替えの精算は、会社の立替経費の精算と同様の考え方ですね。
さてここで登場するのが会計簿アプリです。
お勧め家計管理アプリ(無料)はZaim!
今は家計簿アプリにも色々ありますが、筆者が家計管理用に使っているのは、Zaimというアプリです。
私も色んな家計簿アプリを試してきましたが、使い方がシンプルで、且つ支出を細かくトラッキング出来るという意味で、Zaimが最も家計管理に適していると思います。
出入金履歴画面
上の画像が出入金の履歴を見る画面です。
「何に」「幾ら」「誰が」「いつ」使ったのか、が一目瞭然で把握出来ます。
例えば上の画像の1月6日の情報を見ると、「消耗品」を買うために「筆者」が「1,870円」を「1月6日」に立替たことがわかります。
ピンクの矢印の先の丸いアイコンが、誰が支払ったのかがわかるアイコンになっています。
これは自分で設定するのですが、上の画像の場合はグレーのアイコンが筆者立替マーク。黒いアイコンが妻の立替マークです。
なお、Zaimに登録する支払いは、家庭のための諸経費だけです。家の維持費や、日用品、食品、水道光熱費、レジャー費、子ども関連費用等です。
自分のための出費は入れないので、自分用に洋服を買おうが、貯金しようが、Zaimでは相手にはわかりません。
データ入力画面
データの入力方法は3つあります。
1つはマニュアル入力。
上の画像がマニュアル入力画面です。デフォルトで使い勝手の良い項目が既に設定済みですので、すぐ使い始めることが出来ます。
また自由に項目を追加したり修正したりすることも出来ます。
使い方は簡単。
入力したい項目を選択した後、スマホの画面に従って金額、支払い日時、支払先等を入力していきます。
この一連の作業の使い勝手の良さがZaimの魅力です。
もう一つはレシートをスマホで撮影し、画像からデータ入力する方法です。
Zaimの入力画面で「レシート」タブを押すと、上のカメラ画面になります。
入力したレシートがカメラの枠内におさまるように撮影すれば完了!
あとは勝手に文字をアプリが読み取って、金額、項目、支払日、支払先を入力してくれます。
支払い者情報は、前回の同項目のデータと同じ支払い者が自動的に入力されます。もし違う場合は、マニュアルで修正します。
銀行口座/カード等を同期させれば完全自動入力!
さらに強力なのは、アプリに自分の銀行口座やクレジットカード、amazonやYahoo!ショッピング、楽天などの口座をアプリに登録すると、毎日1回自動で同期して最新データを取りに行ってくれます。
筆者の場合は夫婦の共同口座を同期させていて、学費、水道光熱費等が引き落とされると勝手にZaimが記録してくれます!
これは便利です。
なお、Zaimは無料で使えるアプリですが、月額480円のZaimプレミアムという有料プランがあります。
有料プランにすると、同期が1日1回の自動ではなく、ユーザーが何度でも好きな時に同期させることが可能です。
筆者は資産管理をMoney Forwardという別のアプリでやっており、そちらを有料プランにしているので、家計管理のZaimは無料プランにしています。
夫婦の立替精算のやり方
ではZaimを使って具体的にどう立替精算をするのか、筆者の使い方を説明します。
Zaimの出金入力項目に、「出金元」を選択するメニューがあります。
ここに出入金を記録・管理したい口座を登録するのですが、夫婦各々の立替口座を作成し、何かを立て替えたら、都度そのレシート情報を上の画像のように入力します。
上の例ですが、筆者が1,500円の食料品を西友ドットコムで購入した、というデータになります。
レシートを読み取るだけ、あるいはササッとスマホでレシート情報を手入力するだけの手間ですので、毎日レシートを貯めずに入力することが継続のコツです。
これを日々続けていく、下の画像の「残高確認」画面にて、それぞれが幾ら立て替えているのか、確認することが出来ます。
この画像の例では、筆者の立替額は56,589円で、妻の立替額は50,190円ということが分かりますね。
我が家は家計管理用の共同口座として、新生銀行の普通口座を使っています。
上の画像の例ですと、この共同口座の残高が304,600円ありますので、もしこの時点で精算するのであれば、この30万円ある口座から、筆者に56,589円、妻に50,190円を支払えば立替精算が完了します。
これを毎月、月末に1度やればオッケーです。
月の予算
なお、我が家の場合は、月々の家計予算を335,000円に設定しています。
これは過去の支払実績を元に決めた金額です。
月によっては支出が上回ることもあり、あるは下回ることもありますが、通年で見れば例年おおよそこの金額 x 12ヶ月の総額内に収まっています。
この予算分を、筆者が215,000円、妻が120,000円を毎月共同口座に振り込むルールにしています。
夏休みに旅行に行ったり、あるいは家具や家電を購入する、というような大型出費が発生する時は、臨時で必要額を夫婦で按分し振り込むこともあります。
支出状況を「分析」画面で見える化
こうして月の予算に対して支出状況がどうなっているのか、Zaimの「分析」画面では円チャートによって「見える化」させることが出来ます。
該当期間を年にすれば年間の支出状況も把握が可能です。
2020年の家計をレビューした関連記事がありますので、そちらも是非ご覧ください。
以上、皆さんの参考になれば幸いです。またはこんなやり方もあるよ、というアドバイスがあればお願いします!