雨の日は室内の湿度がとても高くなりますよね。
特に梅雨の時期は室温が25度前後でも湿度が80%を超える状態が続き、じんわりと肌に汗がにじんでベトベトするような不快な状態になりがちです。
共働き子育て世帯の我が家では、夕食後、そして子どもをお風呂に入れた後で洗濯機を回します。
そして寝る前にリビングに洗濯物を部屋干して就寝。
翌朝、まだ乾いていない服やタオルは晴れた日はベランダで外干しし、雨の日は浴室乾燥しています。
このルーティンで殆ど問題無く乾くのですが、何にも雨が降り続く梅雨の期間中などは厚手のタオルや服が半乾きとなり、まるで雑巾のようなイヤな臭いを発します。
半乾きの臭いが何よりも嫌いな私。(笑)
そこで、我が家なりの半乾き対策をご紹介します。
いつも以上に脱水する
我が家では毎日洗濯機を2度回しています。
1回目は通常洗いで、2回目はおしゃれ着だけを入れたデリケートコース(手洗いコースなどと呼んでいる機種もあると思います)で回します。
通常洗いのものは普段から十分脱水出来ていると思いますが、おしゃれ着についてはシワ防止のために脱水が甘い状態で洗濯機が止まります。
そこで、梅雨の間はデリケートコースの自動運転終了後に、さらにマニュアル運転で脱水を3~5分ほどかけています。
5分くらいの脱水運転であればシワも気になりませんが、大切な洋服がある場合はそれだけ取り除いておきましょう。
特に、厚手のワンピースやパンツなどの丈の長い洋服をデリケートコースで洗うときは注意が必要です。
こうした服は、寝ている間の室内干しでは湿り気が取り切れず、雑菌が繁殖してしまいがちです。
こういう服がある場合は、雨の日でなくても追加で脱水を3~5分ほどかけると良いと思います。
室内干しは間隔をあけて+扇風機を回す
室内干しをするときは、いつも以上に服と服の間隔を開けることを心がけます。
狭小住宅では洋服をたくさん室内干しするスペース確保にも苦労しますが、我が家では横に長く展開できるこのタイプの室内干しハンガーを使っています。
これに服と服の間隔を5cmはあけるように干すのが理想です。
どうしても洗濯物が多い日は多少の妥協もやむを得ませんが、厚手の服については必ず5cm以上の間隔をあけるようにします。
さらに、洗濯物に直接風が当たるように扇風機をセット。
夜通し風を首振りモードでまんべんなく風が当たるように運転しっぱなしにします。
我が家で使っているのはダイソンの羽無しタイプのこちら。
正直に言いますと、ダイソンのこの扇風機、普段使いにはお薦めしません。
リビングで普段ONにしていると、テレビの音が聞こえないくらいファンの音がします…。
我が家は子どもが赤ちゃんの時にファン無しで安全だろうということで購入しましたが、それ以外のメリットはあまり感じません。
ですが、室内干しの風送り用途には全く問題ないと思います。
更に湿度が高い日はエアコンのランドリー運転
室内の湿度が80%を超えるようなムシムシする日の場合、先述の対策だけでは足りず、朝には洗濯物がもれなく半乾きの臭いがしていると思います。
そこで、追加の一手でエアコンのランドリー運転を使います。
メーカーによって呼び名が違うとは思いますが、「ランドリー機能」「部屋干し運転」等の名前がついていることと思います。
このモードは、部屋の温度を夏であれば冷房運転で下げ、冬であれば暖房運転で上げつつ、部屋の湿度を低く保つ自動運転をしてくれるものです。
我が家のリビングで使っているエアコンは三菱電機の霧ヶ峰Zシリーズ。
洗濯物を間隔をあけて吊したら、寝る前にエアコンのランドリー運転をスイッチON。
空調効率を上げるため、部屋の窓は全て締め切ってしまいます。(換気扇だけは常に回しっぱなしですが…。)
このときの部屋の湿度はなんと91%!!
もともと80%以上あった部屋の湿度が、湿った洗濯物を吊したことで一気に90%以上に上昇してしまいました。
扇風機もONにしましたが、果たしてこれで半乾きの臭いを防ぐことが出来るでしょうか…。
不安になりつつも寝る時間ですので寝室に退散します。
なお、霧ヶ峰のランドリー運転は3時間半後に自動的に終了する設定になっています。
そして翌朝の6時頃。
厚手のタオルなどはまだ多少湿り気はあるものの、部屋に入っただけでわかるイヤな半乾きのニオイは全くしません!
あとは仕上げにタオル類はドラム式洗濯機にて30分~60分の乾燥運転。
その他の服は浴室乾燥で1時間~1時間半ほど乾かします。
はい。電気代はかかります。
あくまで半乾きのニオイ防止のための措置ですので、ある程度の追加コストは容認します。
因みにエアコンのランドリー運転はこの日、約80円くらいの電気代という見積もりでした。
丸一ヶ月毎日このコストがかかると大変ですが、梅雨のピーク時に使う分には致し方ないかな、と思っています。
まとめ
雨の日の室内干しで半乾きのニオイを防ぐ為には下記の対策を取っています。
- 洗濯機の脱水運転を追加
- 洗濯物同士の間隔を広くあけて室内干し
- 扇風機を首振り機能でまんべんなく洗濯物に直接風を当てる(一晩中運転)
- 部屋の窓を閉め切ってエアコンのランドリー運転
- 仕上げにタオル類は洗濯機の乾燥運転を30~60分。その他の服は浴室乾燥を60~90分
これらを全て毎日やっているわけではなく、あくまで梅雨等で雨が連日続いて部屋の湿度が80%を超える日にやっています。
以上、皆さんの参考になれば幸いです!