こんにちは。たてうりパパです。
新築なのにリフォームするの?とお思いの方もいると思います。
ですが、建売住宅の場合、全てが自分の好み通りの家を見つけるというのも至難の業で、
もし予算に余力があるのであれば、多少の手直しを入れて自分色に変えていくというのも手だと思います。
かくいう筆者も、6年住んだマンションを売って新築戸建を買ったのですが、建売のある部分がとっても不満でした。
それは…
内装が 白い…
白過ぎやしないか?
…ということです。
確かにあまり攻めたアクセントカラーを入れてしまうと、個人の色の好き嫌いもあるでしょうから、建売住宅の内装には向かないということなのでしょう。
あるいは、コストを徹底的に落とすために、クロスは定番の白で統一しているのでしょう。
そこで、引き渡しされてから即、ぷちリフォームを入れることに決めました。
新築なのにもったいないという思いはありましたが、これから長く住むマイホームです。
妥協したくありません。
まず気になった箇所はキッチン。とにかく白ばっかり。
面積が広い壁とキッチンカウンターが全面的に白いので、何か落ち着きません。
また、全部同じ素材のクロスが使われていてつまらない印象でした。
購入を決める前に比較検討していた別の建売住宅は、エコカラットでアクセントをつけるなど、内装は少し凝っていて良い印象でした。
その物件は、間取りや近隣環境等を考えて最終的にはパスしたのですが、内装の参考にはなります。
そこで、
どういうキッチンにしたいのか、理想イメージをもっと具体的に持つこと
から始めてみました。以下、チェックポイントです。
- だいたいの予算
- アクセントにする色
- 使いたい素材
実は我が家はリフォームは2回目。
旧居は中古マンションだったので、5百万円をかけてキッチンを含めた全室にリフォームを入れました。
既にその時に理想に近いキッチンを実現していたのですが、今回は予算をほぼ戸建購入に使い切ってしまったので、お金の余力があまりありません。
妻と相談し、使えるお金は50万円くらいと決めました。
直したいところは主に今回紹介するキッチンと、キッチン横にある使徒不明のカウンターテーブル(最近の都内建売住宅にはよくついていますね)の2カ所です。
この謎のカウンターについての記事はこちらで。
二箇所のリフォームで予算が50万円ということで、前回のリフォーム経験から、それほど大がかりなことは出来ないことが予想されました。
そこでキッチンについては、面積の大きいカウンター正面とキッチン背面の壁のクロスの変更に絞ることにしました。
続いて、イメージを具体化するためにピンタレストで色んなキッチンの画像を集めて研究しました!
色々と妻と研究した結果、差し色はネイビー、さらにアクセントの素材としてタイルが欲しいね、ということになりました。
タイルは前のマンションでもアクセントで使っていてとても気に入っていたので、似たようなイメージを狙います。
そこで手を加えることにしたのは以下の2点です。
- キッチン背面の壁をネイビーのクロスに張り替え
- キッチンカウンターを白のタイル貼り
リフォーム業者さん探し
予算と具体的なイメージが整ったところでリフォーム業者さんを探します。
今回、新居購入から入居まで1ヶ月くらいしかなかったため、そもそもこちらの希望期日までに仕上げてくれる業者さんがいるかどうか、という心配がありました。
あまり業者さん選定に時間もかけていられません。
そこで、家の購入でお世話になった大手不動産会社の系列リフォーム会社と、ネットで妻が見つけてきたリフォーム業者さんの2社から見積もりをお願いすることになりました。
妻の見つけたリフォーム業者さんは、ご担当者がまだお若く、とにかく手際が良くて、見積もりもリフォームプランもすぐに届きました。
一方、不動産会社の系列会社はなかなか見積もりが届かず、またやっと届いても心が躍るような具体的なリフォームプランは提示されず、とても事務的な印象でした。
と言うことで、全く悩むことなく、妻の見つけた業者さんにお願いすることとなりました。
業者さんとのやりとりは我が家のママが担当。
見積もりをもらったり、クロスやタイルのイメージをメールでやりとりしながら具体的にアイテムを選んでいきます。
まず取りかかったのは、キッチンカウンターのタイル貼り。
タイルにもいろいろな種類がありますが、我が家のイメージはDEAN & DELUCAの店舗内装のようなタイルでした。
業者さんのカタログによると、サブウェイという種類のタイルとのこと。
確かに地下鉄の駅で見かけるタイルに似ています。
ということで、こちらがタイル張りしたキッチンカウンターです。
業者さんによると、カウンターがカーブしているR部分の施工に苦労されたそうです。お疲れ様でした!いい感じです!
続いて、キッチンのクロス部分のプランニング。
キッチンのクロスは調理場でもあるので、水捌けが良く、拭いたらすぐ汚れが落ちて、且つ、燃えにくい材質のものを選びました。
色のネイビーは部屋が暗くなってしまうのでは、という一抹の不安もありましたが、かといって淡い色だと差し色としてはインパクトにかける…。思い切ってネイビーで決めました。
今回選んだクロスはサンゲツ(sangetsu)のリザーブ黒板クロスのシリーズです。
黒板を謳うだけあり、子供がチョークで落書きしてもすぐに消せる優れものです。
見た目の質感も落ち着いていてとってもいい感じですよ。
前のマンションのリフォームでも思いましたが、色が入ると途端にちょっと気分が盛り上がります。
引き渡し時は真っ白だったキッチンの壁紙が、こんなに違う印象になりました!
こうなると、元から設置されていたリクシルのシェルフの模様と色が気になりますが、お金がないのでここはそのままです。
数年後に汚れてきたら、シェルフにも違う色とテクスチャーのクロスを貼れば良いですね。
ということで、キッチン部分はこんな感じに仕上がりましたよ。
いい感じです。タイルが可愛い。(自己満足)
このキッチンのクロス張り替えとタイル張りですが、ざっと32万円でやって頂きました。
内訳は、クロスの張り替えが25,000円とお安い一方、タイル張りは材料費だけで56,000円、その他作業料や養生代等で約24万円でした。
なお、上のAFTER画像に映り込んでいる照明ですが、これはネットで検索して購入したODELICの簡単取付ダクトレールと吊り下げ型LEDライトです。
照明設置の詳しい記事はこちらです。
以上、建売新居のキッチンリフォームでした。少しでも皆さんの参考になれば幸いです。