こんにちは、tateuri daisukeです。
年末の断捨離を敢行するに当たり、家計の見直しもやっています。そこで、無駄なコストはないか、削減・節約出来るものはないか考えているのですが…
すぐに思い当たったのが、高い年会費を払っているANAのスーパーフライヤーズカード。今年お試しで使っているSFC VISAプラチナ・プレミアカードです。
その年会費は小心者の私には心臓が飛び出る金額の税込み88,000円!(この金額になると消費税10%は重いです。)妻の分の家族カードも入れると92,400円です!
SFC VISAプラチナカードのベネフィットについては、こちらの記事にまとめましたのでご参照下さい。
2020年は想定外の新型コロナ禍のお陰で、本業の収入が減り、またリモートワークが増えたことで家にいる時間が増え、家の水道光熱費と食費がぐんと上がりました。
また、遊びに行けない反動で、家飲みのワイン代も急上昇。
2021年もコロナウイルスが完全消滅することはないでしょうから、筆者の収入も完全に元通りに戻すことは期待薄です。
こうなると、SFC VISAプラチナの年会費をカット出来ると、大きな節約に思えます。真っ先に断捨離対象として、ゴールドカードに切り替えるべきでしょうか…。
プラチナVSゴールド比較
カード種類 | 年会費 | 家族カード | ポイント換算率 | ポイント→マイル換算率 | マイル積算率 | ボーナスマイル | 特別ボーナスマイル |
SFC VISA ゴールド | 16,500 | 8,250 | 1ポイント=200円 | 1ポイント=2マイル | 40% | 2,000 | 2,000 |
SFC VISA プラチナ | 88,000 | 4,400 | 1ポイント=200円 | 1ポイント=3マイル | 50% | 10,000 | 2,000 |
上の表の通り、ゴールドとプラチナの年会費の差は71,500円もあります。
但し、プラチナプレミアカードには、ゴールドカードと比較して次の優遇ベネフィットがあります。
家族カードの会費が安い
プラチナカード保持者は、家族カードの年会費が1枚につき4,400円となり、ゴールドの家族カードと比べて3,850円安いです。
マイル換算率が良い
続いて、カードの決済額に応じて獲得するポイント(ポイントの獲得レートはゴールドと同じです)をANAのマイルに換算する際のレートが優遇されています。ゴールドは1ポイント=2マイルですが、プラチナは1ポイント=3マイルですので、1.5倍です。
ANAのマイルは、ANAの航空券やパッケージ旅行を購入する際に使えるSKYコインに変換することが出来ます。
マイルからSKYコインへの変換レートは、ANAマイレージ会員のステータスや、カードの種類、さらに一度に変換するマイル数によって変動します。
ややこしいですが、ANAマイレージ会員ステータスがブロンズ以上であれば、そうでない人に比べて換算レートが最大0.1倍優遇されます。
また一度に50,000マイル以上をSKYコインに変換すると、1マイルあたり1.6倍のSKYコインに変換可能で、これが最高の変換レートとなります。
筆者の場合はANAマイレージのプラチナ会員ですので、50,000マイル以上をSKYコインに変換すれば、1.6+0.1倍=1.7倍のSKYコインを獲得可能です。
SKYコインの変換レートについて、詳しい情報はANAの公式ホームページの情報をご参照下さい。
2020年実績で徹底比較!
では、実際に2020年のカード利用実績に基づいた各カードのバリュー*を計算し、プラチナとゴールドを比較してみました。
*ここでは、バリュー=【年間カード決済額に基づいたベネフィットをスカイコインで金額換算】ー【年会費】、とします。
2020年のカード決済額
SFC VISAカード年間決済額(家族カード込み) | 4,588,179円 |
筆者は今年の2月からカードを利用開始しましたので、2月から12ヶ月の決済実績を出しました。
*因みに筆者は、家計に関わる支出(食費、学費を含む)の大半をSFC VISAカードで支払っています。
バリュー比較
プラチナ | ゴールド | 差異 | |
ポイント換算 | 22,941 | 22,941 | 0 |
マイル換算 | 80,823 | 49,882 | 30,941 |
スカイコイン換算 | ¥137,399 | ¥79,811 | ¥57,588 |
その他ベネフィット | ¥5,000 | 0 | ¥5,000 |
ベネフィット合計 | ¥142,399 | ¥79,811 | ¥62,588 |
年会費 | ¥92,400 | ¥24,750 | ¥67,650 |
バリュー | ¥49,999 | ¥55,061 | -¥5,062 |
先述の2020年のカード決済額からカードの獲得ポイントを計算し、そこからANAのマイルに変換します。
そのマイルをSKYコインに変換し、また他にグルメクーポンなどのベネフィット額も加算します。
これらのベネフィット合計額から、カード年会費を差し引いた額が、各カードのバリューです。
上の表の通り、プラチナカードのバリューは49,999円。ゴールドのバリューは55,061円でした。
意外にも5,062円の僅差!
ゴールドの方が年会費が低い分、すこしバリューが上回っています。
これを見て、来年はゴールドカードに戻すのか、はたまたプラチナを継続するのか考えます。
結論
結論は、プラチナカード継続です!
はい。バカみたいに高い年会費払います!(笑)
その理由は、2020年は新型コロナの影響で全く享受出来なかったベネフィットが沢山あり、そもそもSFCカードの真骨頂であるANA便を使った旅行に全く行けませんでした。
それでもプラチナでそこそこのバリューがあったということを考えると、来年は多少世の中が元通りに戻り、1回くらいは海外あるいは国内でも旅行に行けるのでは、という希望を持ちたいと思うのです。
プラチナとゴールドの損益分岐点
なお、SKYコイン換算のバリューを基に、プラチナカードとゴールドカードの決済額における損益分岐点を試算してみます。
計算式 | 年会費/1.7/@300円/@200円 | 年会費/1.6/@300円/@200円 |
損益分岐点 | ¥3,261,176,471 | ¥618,750,000 |
年会費が高いプラチナの場合、ベネフィットで年会費分をペイするには、年額3,261,176,471円のカード決済が必要になります。
一方でゴールドは618,750,000円で済みます。
この試算からも、あらゆる支払いをメインカードであるSFC VISAカードで支払っている筆者の場合、プラチナの決済額クリアは間違いないので、2021年もプラチナカード更新でいきたいと思います!
これらの試算はあくまでANASKYコインに換算したバリューを算出しています。従い、ANAで旅行に行かなければバリューも何もありません。
筆者のように海外旅行が生き甲斐という方には、SFC VISAプラチナカード、オススメです。
以上、SFC VISAプラチナカードを検討している方の参考になれば幸いです。